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静間 俊行; 宇都宮 弘章*; Mohr, P.*; 早川 岳人; 後神 進史*; 牧永 あや乃*; 秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; 太田 雅久*; 大垣 英明*; et al.
Physical Review C, 72(2), p.025808_1 - 025808_9, 2005/08
被引用回数:44 パーセンタイル:90.03(Physics, Nuclear)産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線を用いて、W, Re, Os核の光核反応実験を行い、中性子放出のしきい値エネルギー近傍の詳細な断面積を測定した。得られた実験データと核統計模型による計算値との比較を行い、良い一致が得られた。Os核には、励起エネルギー9.75keVに第一励起状態が存在しており、元素合成過程の高温状態下では、この状態が強く生成されていたと考えられる。そこで、今回得た光核反応Os()の断面積データを用いて、Os第一励起状態からの中性子捕獲反応断面積の評価を行い、Re-Os宇宙時計に適用した。
静間 俊行; 宇都宮 弘章*; 後神 進史*; Mohr, P.*; 早川 岳人; 牧永 あや乃*; 原 かおる*; 大垣 英明*; Lui, Y.-W.*; Goriely, S.*
Nuclear Physics A, 758, p.561c - 564c, 2005/07
産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン線を用いて、W, Re, Os核に対する光核反応断面積の精密測定を行った。Hauser-Feshbach核統計模型に基づき、逆過程であるW, Re及びOs核の中性子捕獲反応断面積を評価した。s過程分岐点核W, Re及びOsの第一励起状態からの中性子捕獲のs過程に対する寄与について明らかにした。さらに、この結果を、Re-Os宇宙時計に適用し、元素合成時からの年代について議論する。